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物流業界でのトラックドライバーの労働環境は、長時間労働の慢性化という課題を抱えていながらも、昨今のコロナ禍の影響でEC市場が急成長し、宅配便の取り扱い個数が増加。加えて若手不足と高齢化による労働力不足も重なり、長時間労働が常態化しています。2024年4月1日より自動車運転業務の年間時間外労働時間の上限が960時間に制限されますが、対策に向けてドライバーの確保や輸配送形態の切り替え、荷主との連携を見直したリードタイムの調整、輸配送管理システム(TMS)の導入などによる効率化、バックオフィス業務においても2023年10月からスタートしたインボイス制度、2024年1月から義務付けられた電子帳簿保存法も合わさり、各種取引書類の電子化から生産性の向上に努められてきました。
この「2024年問題」とされてきた局面をいよいよ迎えた物流業の実態は、その後どのような状況を作り上げているのか。最前線の取り組みや、新たに見えてきた課題など、本イベントを「物流業のこれから」につながる機会にしたいと考えています。
KEYNOTE
「2024年問題」に対応するため、令和5年6月の関係閣僚会議において、「物流の革新に向けた政策パッケージ」を取りまとめました。
この政策パッケージに基づき、短期的・中長期的な対策を講じながら、物流の持続的成長を図っていきます。
TIME TABLE
13:10~13:50基調講演
国土交通省
物流・自動車局 物流政策課 課長補佐
相川高広 氏
13:50~14:05ゲスト講演
公益社団法人 日本ロジスティクス システム協会
JILS総合研究所 第1部専任部長
遠藤直也 氏
14:20~14:50ゲスト講演
ソフトバンクグループで物流事業を手掛ける弊社では、デジタル化やコミュニケーション・ツールの利用によって、業務の効率化とドライバーが働きやすい環境づくりを進めています。 本講演では、弊社の具体的な取組みと併せて、 EVトラック導入のリアルもお伝えします。また、物流の視点からお客様の収益改善を支援する「もの・ことロジ🄬」のご紹介もさせていただきます。
SBフレームワークス株式会社
代表取締役社長
綿貫浩 氏
14:50~15:05協賛企業講演
物流現場の働き方を変え、物流関連2法の法改正にも対応する物流DXツール「MOVO(ムーボ)」。シェアNo.1 バース予約システム「MOVO Berth」をはじめ、MOVOで実現できることについてお伝えします。
株式会社Hacobu
執行役員 VP of Product
岡 幸四郎 氏
15:05~15:35ゲスト講演
2024年問題とは、自動車運転業務の年間時間外労働時間の上限が制限されることによって発生する諸問題を指します。運送業は「2割長く2割安い」といわれるように、若手不足と高齢化による労働力不足に加え、宅配便の取り扱い個数の増加等により、長時間労働の慢性化が目立っていました。さらに、2024年から自動車運転業務の年間時間外労働時間の上限が制限されることによって、ドライバーの労働環境の改善を図る一方、運送事業者にとっては様々な課題に直面することが予想されます。運送事業者としては、2024年問題を見据えて、労働環境・労働条件の見直し、労働生産性の向上、勤怠管理の強化等が求められます。
本講演では、運送事業者の皆様からよく寄せられる労務管理・法務上のトラブルをご紹介しながら、2024年問題の本質とその対策を解説します。
弁護士法人 長瀬総合法律事務所
代表弁護士
長瀬 佑志 氏
15:35~15:50主催企業講演
未だにアナログ業務対応が多い物流業界。特に紙による取引書類のやりとりはバックオフィスだけではなく、物流業界全体における課題となっています。本講演では、企業間の連携を促進し、同時に業務の効率化を実現するBtoBプラットフォームをご紹介いたします。
株式会社インフォマート
Platform事業推進 事業推進3部
営業推進2課
小宮孝介
16:00~16:40パネルディスカッション
■モデレーター
LOGISTICS TODAY株式会社
LOGISTICS TODAY編集長 赤澤裕介 氏
■パネリスト
・SBフレームワークス株式会社 綿貫 浩 氏
・弁護士法人 長瀬総合法律事務所 代表弁護士 長瀬 佑志 氏
・公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会 JILS総合研究所 新領域開発エキスパート 遠藤直也 氏
・株式会社インフォマート Platform事業推進部門 執行役員 小野 史裕
LOGISTICS TODAY株式会社
LOGISTICS TODAY編集長
赤澤裕介 氏
16:40~18:00懇親会(自由参加)
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2023年11月、物流業界で働く404名を対象に実施した「物流業界2024年問題に関する実態調査」の結果をレポート形式でご紹介します。
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